NPO法人 市民科学研究室の上田昌文さんを講師にお招きし、講演会を開催します。
すでにあちこちで開催されている「放射能」にまつわる勉強会や講演会。AKC48が主催の今回の会では質疑応答に重きをおいて、今皆さんが不安に思っていることをどんどん聞ける会にしたいと思います。
福島第一原発の事故によって、大気・海・土壌に大量の放射性物質が放出され、私たちの生活に大きな影響をうけています。水道水や野菜、魚や肉からさえも放射性物質が検出されて、子どもにミルクをあげても良いのか、何を食べたら大丈夫なのか、毎日がとても不安になります。
「過剰な心配はかえって健康に良くない」とか「出荷されている食品は問題ない」という声も多く聞かれますが、そうではないという情報もたくさん出ています。
そもそも放射線の問題は専門用語が多く、一般のかたには分かりづらいという印象を持っている人が多いのではないでしょうか。
そこでこの講演会では、放射線被ばくの問題や予防法について分かりやすく学ぶとともに、参加者同士で日常生活や、子育てのことについての質疑応答の時間を設け、今後の生活方法も含めてお話をしていただきます。
小さなお子さんを持つ方、出産を控えている方、どなたでもご参加いただけます。
たくさんの方のご参加お待ちしています。
「おやとしてこどもにできること」の会 ~放射線の影響と健康への道~
日時:2011年8月24日(水)14:00 ~ 16:30(開場13:30)
会場:東京ウィメンズプラザ 第一会議室
参加費:無料
定員:80名
※託児あり:1歳から。受け入れに限りがあります(先着順)
お申込方法
参加希望のかたは、参加者のお名前(複数人の場合は全員の)、お電話番号、託児の有無を明記のうえ、
akc48tokyo@gmail.comまでメールを送って下さい。折り返し確認のメールを送らせていただきます。
上田昌文さんについて
NPO法人市民科学研究室代表。
大学では生物学を専攻。1997~2002年より(財)政策科学研究所の客員研究員。2002年にはユニバーサルデザイン総合研究所の客員研究員。2003年から科学技術社会論学会の理事メンバー。05年10月から東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員。出産・子育て支援のコミュニティウェブ「ベビーコム」のエコロジーページの執筆・監修者なども務める。
主催:AKC48 ブログ|Twitter
協力:NPOはっぴーあいらんど☆ネットワーク、NPO法人ポプラ、NGO心援隊、内部被ばくを考える市民研究会
imom.jp、My and I
協賛:株式会社アトリー
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当日は平日の昼間にも関わらず、60名近い方々が集まってくれました。
講演に1時間半、質疑応答に1時間の2時間半はあっと言う間に感じるほど、充実した時間が過ごせたと思います。
当日の様子などは下記からご覧いただけます。
AKC48:「おやとしてこどもにできること。」の会〜上田昌文先生〜後記
ご参加頂きました皆様、本当に有難うございました。
2011年8月25日
imom.jp - 神代 恵(こうしろ めぐみ)
2011-08-08